プラットフォーム別ガイド
Cloud ガイド
クラウドタスクの開始、ローカル作業の移行、PR による成果の提出を行います。
Cloud はタスクをリモートで実行します。リポジトリを選んでタスクを開始するか、既存のローカルタスクをクラウドへ移し、Cloud に対応する利用可能なクライアントで作業を追跡できます。
このガイドは主にデスクトップアプリを使います。ローカルタスクを Cloud に移す CLI コマンドと、転送状況の確認方法も説明します。
フローチャートのソースを表示(Mermaid)
flowchart TD
A["アカウントとリポジトリのアクセスを確認"] --> B{"どこから始めますか?"}
B --> C["リポジトリを選んでクラウドタスクを開始"]
B --> D["既存のローカルタスクを開く"]
D --> E["転送する会話と未コミットの変更を確認"]
C --> F["Cloud がタスクを準備して実行"]
E --> F
F --> G["進捗を追跡し、背景情報を追加して結果を確認"]
G --> H["作業を改善するか PR で成果を提出"]
1. 始める前に
1.1 アカウントとクライアント
| 必要なもの | 確認すること |
|---|---|
| Remy アカウント | • Remy アカウントにサインインしていること。 • アカウントとチームスコープがタスクに一致していること。 • アカウントに Cloud が含まれること。個人向けプランでは Pro と Max にクラウドエージェントが含まれます(料金を参照)。 |
| デスクトップアプリ | • Remy がインストールされ、サインイン済みであること。 • クラウドタスクの作成、表示、継続、PR の表示に使います。 |
| CLI(任意) | • ローカル会話の Cloud への移行と転送の確認に使います。 • CLI ガイドに従ってインストールし、別途サインインしてください。 |
| ネットワーク | • タスクの送信、進捗の表示、応答にはインターネット接続が必要です。 |
| GitHub | • 接続が認可済みであること。 • 対象リポジトリにアクセスでき、変更のプッシュと PR の操作に必要な権限があること。 |
このガイドの例は GitHub リポジトリを使います。インストールとサインインについては、デスクトップガイドをご覧ください。
1.2 開始方法を選ぶ
| 状況 | 進め方 |
|---|---|
| クラウドで直接リポジトリの作業をしたい | • Cloud のリポジトリとブランチを選び、タスクを作成します。 • 事前のローカルチェックアウトは不要です。 |
| ローカルで分析やコード変更を済ませ、Cloud で続けたい | • ローカルチャットを開き、Move to Cloud を使います。 • 未コミットの変更を含めるか選びます。 |
| CLI でローカルタスクを始めた | • remy cloud handoff で転送を開始します。 • 成功したら、Cloud 対応のデスクトップアプリでタスクを追跡します。 |
2. リポジトリの接続と要件の確認
2.1 GitHub を接続する
- デスクトップアプリのプロジェクト選択を開き、Cloud を探します。
- Cloud が利用できない場合は、横の設定ボタンで GitHub の接続ページを開きます。
- ページの案内に従って GitHub を認可します。
- プロジェクト選択に戻り、Cloud を開いて対象リポジトリがあるか確認します。
Search repos でリポジトリを検索できます。見つからない場合は、接続した GitHub アカウントと、アクセスを認可されたリポジトリを確認してください。
2.2 リポジトリとブランチを確認する
リポジトリを選ぶと、Remy は既定のブランチから開始します。別のブランチを使うには、ブランチ選択を開き、タスクの開始元を選びます。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| リポジトリ | • タスクが作業すべきリポジトリであること。 |
| ブランチ | • 作業したいコードが含まれること。 • ローカル転送では、転送チェック中に表示されるコミットとブランチも確認します。 |
| プロジェクトの指示 | • 依存関係と、プロジェクトやテストの実行方法がドキュメントに説明されていること。 |
| 権限 | • リポジトリにアクセスできること。 • 変更のプッシュと PR の操作に必要な権限があること。 |
2.3 Cloud の環境準備の仕組み
タスクを送信すると、Cloud がワークスペースを準備し、リポジトリのコードを取得して、必要に応じて実行を開始します。このワークフローでは、別途名前付きのクラウド環境を作成する必要はありません。
パソコンにインストールした依存関係、ローカル開発サーバー、ローカルの認証情報が Cloud にもあるとは考えないでください。特別な依存関係が必要な場合は、準備と確認の方法をプロジェクトのドキュメントまたはタスクの説明に記載してください。
まずリポジトリの README とプロジェクトの指示を読んでください。
依存関係のインストール、プロジェクトの実行、テストの実行方法を確認してください。
環境に必須のものが足りない場合は、不足内容を特定し、関連するエラーを含めてください。
可能なチェックを実行し、実行できないチェックは別に挙げてください。
3. Cloud で直接タスクを開始する
3.1 リポジトリを選んでタスクを送信する
- 新しいチャットを開始し、プロジェクト選択の Cloud を開きます。
- 対象リポジトリを探して選び、ブランチを確認します。
- 実行設定に Send to cloud と表示されることを確認します。
- 利用可能なモデルを選び、タスクを説明して送信します。
- 初期化と実行を待ち、進捗と結果を確認します。
先に計画を確認するには、送信前に実行メニューの Plan before editing を有効にします。計画を読み、承認するか、希望する変更をチャットで説明してください。
3.2 要件を明確にする
この例をプロジェクトに合わせて変更してください。
注文一覧でフィルター変更時に発生するページネーションの問題を見つけ、修正してください。
要件:
1. まずリポジトリのドキュメントと関連する指示を読む。
2. フィルタリング、ページネーション、直接関連するロジックだけを変更する。
3. 既存のスタイルとテストの慣例に従う。
4. 関連するテストを追加して実行する。
5. 変更ファイル、チェック結果、残作業をまとめる。
PR はマージしないでください。
3.3 テキストメッセージとローカルの添付ファイル
現在、Cloud に直接送信するタスクメッセージはテキストのみです。ローカルの添付ファイル、フォルダー参照、ローカルコードの参照を含めることはできません。
| 提供したいもの | 推奨する方法 |
|---|---|
| リポジトリにあるコードや文書 | • メッセージにリポジトリ内のパスと、注目すべき内容を記載します。 |
| 短い要件や再現手順 | • タスクメッセージに直接記載します。 |
| 既存のローカル会話と未コミットの変更 | • 第 4 節のローカルからクラウドへの転送を使います。 |
| 下書きにローカルファイルや参照が含まれている | • テキストのタスクを送る前に添付や参照を削除します。 • またはローカル実行に戻り、適切なローカルのワークフローを使います。 |
4. ローカルタスクを Cloud に移す
4.1 デスクトップアプリで転送を開始する
- 続けたいローカルチャットを開き、現在のプロジェクトとタスクを確認します。
- 現在のローカル実行が終わるのを待ちます。
- チャットタブのメニューを開き、Move to Cloud を選びます。
- 未コミットのファイルがある場合は、件数、一覧、推定転送サイズを確認し、含めるか選びます。
- 表示されたリポジトリ、コミット、その他の確認内容を確認し、案内に従います。
- 転送の成功を待ち、元のタスクでクラウド実行を追跡します。
GitHub が未認可の場合は、設定項目から認可を完了して再試行してください。
4.2 未コミットの変更を含めるか選ぶ
Include uncommitted changes? が表示された場合:
| 選択肢 | 動作 |
|---|---|
| Include Changes | • プレビューにある、対象となる未コミットのファイル変更を転送します。 |
| Exclude Changes | • 未コミットのファイルをパソコンに残します。 • Cloud はチェックで確認されたコミット済みのコードから続けます。 |
| Cancel | • 今回の転送をキャンセルします。 |
この選択で未コミットの変更を含めるかが決まります。進める前に表示されたファイル範囲を確認し、ローカルフォルダー全体がアップロードされるとは考えないでください。
4.3 転送後に変わること
| 項目 | 取り扱い |
|---|---|
| 会話内容 | • 対応する会話内容を転送し、Cloud がタスクを続けられるようにします。 |
| コミット済みのコード | • 確認されたリポジトリとコミットから Cloud がチェックアウトを準備します。 |
| 未コミットのファイル | • 選択に応じて含めるか除外します。 • パス、サイズ、ファイル数、内容のチェックを受けます。 |
| 無視されたファイル、認証情報、サインイン状態 | • 既定では転送に含まれません。 |
| 作業ブランチ | • 作業用の新しいブランチがクラウドに作成されます。 |
| ローカルファイル | • Cloud の結果はローカルの作業ディレクトリへ自動的には書き戻されません。 |
| 成果の提出 | • 結果を確認し、必要に応じて PR を使います。 |
転送成功はタスク完了を意味しません。 Cloud へ移ったら、実行を待ち、結果を確認し、追加作業に対処してください。
4.4 CLI から転送を開始する
CLI にサインイン済みのターミナルで、対象プロジェクトのチャットを一覧表示します。
remy --workspace "/path/to/project" history list
/path/to/project を実際のプロジェクトパスに、以下の CHAT_ID を該当する会話 ID に置き換えてください。
未コミットの変更を含める:
remy --workspace "/path/to/project" cloud handoff --chat-id "CHAT_ID" --include-workspace --message "クラウドで残りのチェックを続け、結果を報告してください。"
未コミットの変更をローカルに残す:
remy --workspace "/path/to/project" cloud handoff --chat-id "CHAT_ID" --exclude-workspace --message "コミット済みのコードを使い、クラウドでタスクを続けてください。"
タスクに合うコマンドを選んでください。作業ディレクトリに未コミットの変更がなければ、--include-workspace と --exclude-workspace はどちらも省略できます。
CLI が転送のプレビューを表示します。アカウントスコープ、リポジトリ、ブランチ、コミット、ファイル範囲を確認し、yes と入力して承認します。
4.5 転送の確認とキャンセル
転送がまだ進行中なら、状態を確認します。
remy --workspace "/path/to/project" cloud status --chat-id "CHAT_ID"
引き継ぎ ID が分かっている場合は、明示的に指定できます。
remy --workspace "/path/to/project" cloud status --chat-id "CHAT_ID" --handoff-id "HANDOFF_ID"
HANDOFF_ID を、その操作で返された ID に置き換えます。アップロード後に接続が切れたり、結果が不明になったりした場合は、新しく開始せず、まず同じ転送を確認してください。
クラウドタスクが有効になる前に転送をキャンセルするには:
remy --workspace "/path/to/project" cloud cancel --chat-id "CHAT_ID" --handoff-id "HANDOFF_ID"
このコマンドは、クラウドタスクがまだ有効になっていない転送だけをキャンセルします。すでに有効になったタスクはキャンセルできません。Cloud で実行中のタスクは、デスクトップアプリで開き、タスクの停止ボタンを使ってください。
CLI の cloud status コマンドは転送を確認します。 タスク全体の進捗、会話の継続、PR 操作にはデスクトップのタスク画面を使います。
5. タスクの追跡と端末をまたいだ作業
5.1 現在の段階を理解する
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 準備中または転送中 | • ワークスペースとタスクの準備を待ちます。 • エラーを読み、重複送信を避けます。 |
| 実行中 | • 出力と進捗を追跡します。 • 必要に応じて背景情報や要件を追加します。 |
| 入力や確認待ち | • 元のタスクを開き、質問や計画を読みます。 • 情報の提供、要件の確認、変更希望の説明を行います。 |
| 結果を確認可能 | • 変更とチェック結果を確認します。 • 改善するか、成果を提出するか判断します。 |
| 失敗またはキャンセル | • まず最終状態とエラー詳細を確認します。 • 原因に対処してから、継続かやり直しかを判断します。 |
停止を要求したら、状態の更新を待ち、クラウドでの実行が終わったことを確認してください。
5.2 元のタスクで続ける
結果を改善するには、同じクラウドタスクを開き、必要な変更を説明します。
フィルターを変えると一覧は 1 ページ目に戻りますが、更新されません。
更新ロジックだけを修正し、すでに完了した変更は維持してください。
関連するテストを追加して実行し、結果をまとめてください。
PR はマージしないでください。
ネットワーク中断後は、メッセージを再送する前に元のタスクを開き、現在の状態と最新の回答を確認してください。タスク一覧の更新が失敗した場合、最後に取得した記録が表示され続ける場合があります。
5.3 別の端末から続ける
- 別の端末の Remy Desktop に同じアカウントでサインインし、同じチームスコープを確認します。
- サイドバーでクラウドタスクを探します。
- 開いて、最新のメッセージと状態の読み込みを待ちます。
- 同じタスクで結果を確認したり、要件を追加したりします。
タスクを開始したパソコンをオンラインに保つ必要はありません。デスクトップアプリを閉じたり、オフラインにしたり、パソコンをシャットダウンしたりしても、Cloud タスクは継続できます。回答が必要な質問は、ユーザーの応答を待ちます。
Cloud に対応するクライアントを使って、端末をまたいで作業できます。
6. 結果の確認と成果の提出
6.1 タスクの結果を確認する
| 確認項目 | 確認場所と内容 |
|---|---|
| タスクの成果 | • 会話の結果を読み、元の要件を満たすか確認します。 |
| コードの変更 | • タスクが説明するファイルと変更を確認します。 • PR が作成された場合は、そのページで実際の差分を確認します。 |
| テストと検証 | • 実際に実行されたチェックと合否を確認します。 • 失敗や未実行のチェックには説明が必要です。 |
| 残作業 | • 追加変更、環境設定、人の入力が必要な事項を確認します。 |
タスクの結果や作成された PR は、テストと実際の動作の確認の代わりにはなりません。
6.2 PR で成果を提出する
PR が必要なら、タスクで伝えてください。例:
完了した変更の PR を準備してください。
解決した問題、主な変更、実行したチェック、残作業を説明してください。
このタスクにすでに PR がある場合は、その PR を更新してください。
マージはしないでください。
タスクが PR を作成すると、Draft PR または PR カードが表示されます。リンクをクリックしてブラウザーで開き、作業ブランチ、対象ブランチ、実際の差分を確認してください。
Remy からマージするには、先に PR をレビューし、カードの Merge PR を選びます。確認ダイアログで元ブランチと対象ブランチを確認してから進めてください。マージはリモートリポジトリを変更します。返された状態で結果を確認してください。
6.3 ローカルフォルダーは自動更新されない
Cloud の結果は、ローカルの作業ディレクトリへ自動同期されません。PR のマージ後やローカル作業の再開時には、プロジェクトの通常の Git ワークフローでコードを取得して確認してください。
ローカルの Changes パネルには、クラウドタスクの最新の変更が表示されるとは限りません。
7. トラブルシューティングと既知の制限
7.1 アクセス、実行、結果
| 問題 | 最初に確認すること |
|---|---|
| Cloud または Send to cloud が利用できません | • GitHub が接続済みか確認します。 • 項目の横の案内に従って認可を完了します。 |
| 対象リポジトリがありません | • GitHub アカウントを確認します。 • リポジトリが認可範囲に含まれるか確認します。 • リポジトリ名で再度検索します。 |
| Cloud の初期化が失敗します | • リポジトリとブランチへのアクセスを確認します。 • 失敗した段階と具体的なエラーを読みます。 • プロジェクトの実行手順を確認し、必要ならサポートへ連絡します。 |
| ローカルタスクを Cloud に移せません | • ローカル実行が完了したか確認します。 • プロジェクト、リポジトリ、コミット情報を確認します。 • 未コミットファイルの選択と内容チェックを確認します。 |
| 転送後に接続が切れた、または結果が不明です | • まず元のタスクを開き直すか、同じ転送記録を確認します。 • 重複するクラウドタスクを作成しないでください。 |
| 添付付きの Cloud メッセージを送信できません | • Cloud への直接メッセージはテキストのみです。 • ローカルの添付、フォルダー参照、コード参照を削除するか、適切なローカルのワークフローを使います。 |
| 別の端末にタスクがありません | • アカウントとチームスコープが一致するか確認します。 • タスク一覧が正常に更新されたか確認します。 |
| タスクへのアクセス権がありません | • アカウント、チームスコープ、タスクの所有者を確認します。 • 案内に従って再サインインするか、サポートへ連絡します。 |
| PR をマージできません | • 対象ブランチ、権限、競合に関する返された詳細を確認します。 • PR ページで対処が必要な内容を確認します。 |
| ローカルファイルに Cloud の変更がありません | • Cloud の結果はローカルへ書き戻されません。 • PR または通常の Git ワークフローを使います。 |
7.2 現在の制約
- ローカルからクラウドへの転送は、プレビューと選択した範囲に従います。パソコン全体やローカルの実行環境をコピーするものではありません。
- Cloud タスクの開始・継続メッセージは、現在テキストのみです。
- ローカルの未コミットファイルを含めるかは、転送時の選択で決まります。
- CLI での転送確認と、クラウドタスクの実行追跡は異なります。
- Cloud の結果は自動的にローカルへ同期されません。実際のコード、チェック結果、PR の状態で成果の提出を確認してください。
8. ヘルプと関連ガイド
8.1 問題を報告する
該当するタスクの Send feedback を使ってください。CLI のフィードバックコマンドは、CLI ガイドをご覧ください。
タスク開始、ローカル作業の Cloud への移行、タスクの追跡、PR での成果提出のどの段階で発生したかを明記してください。リポジトリとブランチ、タスクまたは引き継ぎの ID、エラーメッセージを含めてください。
タスクを開けない、またはフィードバック項目を使えない場合は、support@corepass.com までお問い合わせください。